Tricker's/ACORN LEATHERの歴史

トリッカーズほど伝統を持ち、かつ手作業の多い工程で生産される英国靴はありません。エーコンレザーは80年代初頭、タウンユースを想定したカラーとして”STOW"に採用されました。そしてその履き心地の良さから、日本においてアイコンカラーとして人気を博しました。

Leather Focus: Acorn Leather

 

それと前後してヨーロッパのファッションブティックからも、農業労働者向けにつくられたトリッカーズのCシェイド程タフでない靴のリクエストがありました。

エーコンアンティークは、今や私たちの靴やブーツの代名詞とも言える、トリッカーズ特有の日焼けが印象的なクラシックカラーです。

私たちのエーコンアンティークは、何十年にもわたって使用されており、それは今も変わっていません。

濃紺のデニムだけでなく、ツイードブリーク(シューティングトラウザーズ)とロングソックスの組み合わせもマッチします。

 

オリジナルのエーコンレザーは、イギリスのオルニーという町に位置するW.E&J Peabodyという地元のタンナーによって、トリッカーズのために作られました。彼らは先駆者であり、製革の達人でもあります。

英国で最初にアニリン染めを専門とした一社であるとも言われています。

Advert for W.E & J Peabody Tanning

 

最高品質の革であるアニリンは、すべての種類の革の中で最も自然で柔らかく、優雅でしなやかです。アニリンレザーは一般的にすべてのカーフレザーの中で最も効果です。最高の生皮だけがアニリンレザーと名乗ることができ、トリッカーズの個性を引き出し、独特の明るいエーコンフィニッシュが絹のような質感をもたらします。

エーコンレザーが乾燥するのを防いだり、革の輝きを維持するためには、一般的な使用頻度の場合だと2~3週間ごとに靴を磨くだけで十分です。

Tricker's Stow Boot in Acorn Leather

19世紀から20世紀ころ、オルニーは製革産業のメッカでした。

18世紀にはウーズ川のほとりに製革所が設立され、生産された革は地元コードワイナーの他に、靴産業で急成長を遂げていたノーザンプトンへ供給されていました。

その製革事業は1840年にジョセフパーマーに譲渡されましたが、1870年に彼が亡くなった後、工場は閉鎖されました。

その事業は1898年にノーザンプトンのW.E&J Peabody社によって買収されました。その結果、同社は新たな製革工程を最初に導入した企業の1つとなりました

その工程とは、生皮から皮革へと鞣す段階で、従来の樹皮や葉ではなくクロム塩を使用することでした。

Tricker's Leather Belt in Acorn Leather

人気を裏付けるように、この製革方法は、第一次単線中の軍において「従来の革よりも塹壕内の厳しい条件に耐えうる」として広く採用されました。結果、生産量は増加し、1915年には工場拡張がなされました。

 

その長く実りの多い歴史にも関わらず、同工場は1999年に閉鎖されてしまい、跡地では宅地用として再開発が行われています。

 

Tricker'sは1829年の創業以来、変わらず靴を作っています。創業当初から続く職人たちの厳格な基準、細部への比類なきこだわり、使用われる最高品質の素材によって、Tricker'sが享受している唯一無二の評価をうみだしているのです。

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